7日J2第30節〔清水1-1長崎〕アイスタ　 　２位・清水と３位・長崎、J1自動昇格の椅子を争う両チームの直接対決は1‐1で勝点1を分け合った。予定していた徳島戦が台風１０号で順延となり、２週間ぶりの試合となった清水は前半からボールを保持し、長崎陣内に攻め込むも決定的なチャンスは作れない。すると長崎は前半２０分、増山のクロスにファーサイドで米田が合わせるも、清水の守護神・権田が好セーブでゴールを許さない。しかし２４分、清水は北爪のバックパスが相手にわたると、マテウスジェズスに左足で決められ先制されてしまう。 　それでも清水は後半立ち上がり、カウンターから乾のスルーパスをルーカスブラガが決めて同点に追いつく。畳みかける清水は12分に宇野、13分と15分に北川が２度の決定機を迎えるが勝ち越し点は奪えない。清水は17歳のドリブラー西原や矢島を入れてもう１点を奪いにいくも1‐1でホイッスル。ライバル相手に勝点差11をつけることはできなかったが最低限の勝点1をもぎ取り、勝点差8をキープした。清水は残り9試合。