J1磐田 15日札幌戦に向け横内昭展監督が総力戦強調
J1ジュビロ磐田は13日、次節・札幌戦(15日、札幌ド)に向け静岡・磐田市内で一部非公開調整した。前節の鳥栖戦に続き主力に故障者が相次いでいるが、横内昭展監督(56)は総力戦で乗り切る考えを示した。 磐田が正念場を迎えている。11日の鳥栖戦はGK川島、FWジャーメインを故障、DFリカルド・グラッサを出場停止で欠き0―3。今季2度目の連敗を喫した。札幌戦までは中3日の過密日程となるが、この日はさらに複数の主力が別メニュー調整となった。指揮官は状態について明言は避けつつ「シーズン中にこういうことがあるのは想定していた。今まで出ていない選手が(試合に)関わる準備はできていると思う。こういう状況でどれだけできるかが総合力」と奮起を促した。 リカルド・グラッサはセンターバックで先発復帰が濃厚。チームは2試合連続3失点を喫しており、助っ人は「細かい修正をして隙を与えないことが大事」と表情を引き締めた。最下位の札幌から勝ち点を取りこぼせば、下位グループにのみ込まれる可能性も高まる。個々が強い覚悟を持って何としても連敗を止める。
報知新聞社