くら寿司、大阪万博で70か国・地域の料理を回転レーンで提供…一部は各国大使が助言
回転ずし大手のくら寿司は12日、2025年大阪・関西万博会場内の店舗で提供する特別メニューを発表した。万博参加国のうち70か国・地域の代表的な料理を用意した。日本のすしとともに回転レーンに載せて提供する。
トルコの肉料理「ケバブ」やベトナムの「生春巻き」のほか、カメルーンで庶民の味として親しまれるサバの炭火焼き「マケロ」、魚にココナッツソースを合わせたドミニカ共和国の「ペスカド・コン・ココ」など70種類。うち24種類は、各国の大使らに試食してもらい、助言を受けながら仕上げたという。
特別メニューは来年2月7日から全国で1店舗につき1種類ずつ提供し、万博開幕への機運を盛り上げる。田中信副社長は記者会見で、「世界中の皆さまが一つになれるような食体験を提供したい」と話した。