アルカラスにストレート勝ちでツアー4勝目に王手 ジャリーが決勝進出<男子テニス>
IEB+アルゼンチン・オープン
男子テニスのIEB+アルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、クレー、ATP250)は17日、シングルス準決勝が行われ、第3シードのN・ジャリー(チリ)が第1シードのC・アルカラス(スペイン)を7-6 (7-2),6-3のストレートで破り、決勝進出を果たした。 【フリッツらデルレイビーチOP組合せ】 アルカラスの2勝0敗で迎えたこの試合、ジャリーは第1セットをタイブレークの末に獲得すると、第2セットでは2度のブレークに成功。昨年王者のアルカラスを1時間55分で振り切り勝利した。 男子プロテニス協会のATP公式サイトにはジャリーのコメントが掲載されている。 「3度目の正直だったね。カルロス(アルカラス)はベストプレーヤーの1人だから、特に大きな意味があるんだ。体力的にとてもタフだったから、ここまでできてとても嬉しい。出だしはあまり良くなかったし、彼のサーブでポイントを取ることもできなかったけど、少しずつ盛り返すことができたね」 昨年5月のジュネーブ・オープン(スイス/ジュネーヴ、レッドクレー、ATP250)以来 約9ヵ月ぶりとなるツアー4勝目をかけ、ジャリーは決勝で世界ランク87位のF・アコスタ(アルゼンチン)と対戦する。アコスタは準決勝で同106位のF・コリア(アルゼンチン)をストレートで下しての勝ち上がり。