千賀へのちょっぴりの心配と藤浪のリベンジへの期待【川口和久のスクリューボール】
大谷効果でバブル
千賀は1年目から結果を出せるか
MLBが“日本人選手バブル”の様相を呈している。吉田正尚がレッドソックス、千賀滉大がメッツと、いずれも5年契約で100億円以上の大型契約。2023年以降もヤクルト・村上宗隆ら多くの選手がメジャー移籍希望を表明している。今回のWBCの結果次第で、MLBの日本人選手獲得欲がさらに過熱し、この流れが加速するかもしれない。 投手においては、もともと日本人選手の評価は高い。1995年にドジャース入りした野茂英雄から始まり、黒田博樹(ドジャースほか)、田中将大(ヤンキース。現楽天)らが順調に実績を積み重ねてきた。野茂の123勝を筆頭に、通算50勝以上が8人だからすごい。22年もダルビッシュ有(パドレス)が16勝、大谷翔平(エンゼルス)が15勝を挙げ、この一連の流れが千賀の高評価にもつながっている。 一方、バッターは・・・
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週刊ベースボール