兵庫・井戸知事が会見 15日から休業要請(全文2)大阪と一体となって取り組む
兵庫県の井戸敏三知事は13日夕、臨時会見を開いて、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、15日から5月6日まで娯楽施設などに休業要請することを決定したと発表した。 【動画】兵庫県の井戸知事が緊急会見 県内施設に近く休業要請へ ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「兵庫県の井戸知事が緊急会見 県内施設に近く休業要請へ(2020年4月13日)」に対応しております。 ◇ ◇
県独自の営業補償を行う考えは?
NHK:ありがとうございます。従前から説明していただいてることではあるんですけれども、県独自として休業された事業者さんへの対応、支援策を行うというようなお考えはないということでよろしいでしょうか。 井戸:損失補償とか営業補償とかっていう意味での補償措置はする予定はありません。ただ、東京都が協力金を支給しようというような動きがありますし、併せて大阪でもそのようなご検討もされているやに側聞していますので、何度も言ってますように、営業補償とか損失補償ということはできませんが、協力していただいたことに対する、協力に何らかの対応をするというようなことは検討俎上に上げさせていただこうと思っています。どんなことができるか、なかなか難しいんですけど。 NHK:その対象というのは今回の休業要請の対象になっている事業者に対するものということですかね。 井戸:はい。あえてそのようなことを行うんだとすると、要請に応えて協力をしていただいてる皆さんに対する対応ということになると思います。
三宮周辺で61.7%、どういう結果だと捉えているのか
NHK:分かりました。あと、資料で付けていただいている外出抑制の今のところの分析といいますか、のところなんですけれども、三宮周辺で61.7%というお話ありましたけれども、感染被害発生以前との比較ということで、この部分、知事としてはどういう結果だと捉えていますか。 井戸:先ほども申し述べましたように、昨年に対して3分の2ぐらいの水準になってるわけですね。そうですね。ですから、そのような意味でそれなりの効果が徐々に出つつあるというふうに見ていいのではないか。つまり、失礼しました。6割、62%、昨年の11月に対して落ちてるわけですよね。宣言前の土曜日に対しても3分の1落ちているという状況ですので、県民の皆さまの協力が徐々に大きく貢献しつつあるのではないかというふうに見れるのではないかと思います。 いつでしたでしょう。8日でしたかね。8日のときのこの同じようなNTTドコモの資料をご説明したときは、ちょっと三宮の人の出方が減ってないねっていう感じがあったんですが、今これを比較すると難波とか梅田よりは減り方は低いですけども、先ほどちょっと触れましたように、そういう事情を考慮すると、特に三宮周辺はマンションも多いし、必要な買い物客も出る環境にありますので、そういう意味からすると順調にご協力いただいてるんじゃないかというふうに思います。 NHK:最後に1点。医療体制のところなんですけれども、入院中が今266、今日の0時時点でのというお話ですけども、それに対して確保している病床数が259という数字があるんですが、この状況というのはどのように知事として見られてますでしょうか。 井戸:皆さん、入院されてると承知しています。きっと、病床の確保数ですが、運用で退院された数字とかその辺のカウントが十分にできてなくて、このようなちょっと矛盾が生じてるのではないかと思っています。基本的には取りあえず皆さん入院していただいてるというふうに思っています。ただ、もうぎりぎりになってるという状況ですので、宿泊施設等の中間施設にできるだけ移っていただく対応をしっかりしていく必要がある、そして病床のある程度のゆとりをつくっていかないといけないのではないか、このように運用させていただく必要があると思っています。 NHK:ありがとうございます。 司会:はい、毎日新聞さん。