【独自】11年前に閉館「なにわの海の時空館」活用の事業予定者との契約「半年以上進まず」大阪市に数百万円の損害
11年前に閉館した大阪市の「なにわの海の時空館」の活用をめぐり、事業予定者との契約が半年以上進まず、市に数百万円の損害が出ていることが分かりました。 赤字が続き、2013年に閉館した「なにわの海の時空館」は活用先が見つからず、閉館後も10年で計7000万円ほどの維持費がかかっていました。 去年11月、大阪の観光コンサルタント会社が再開発の事業予定者に決まり体験型の博物館を開業するとしていました。 市によりますと、当初は去年12月までに契約する見込みでしたが今も契約のめどが立っていないということです。 施設管理のため、半年間で電気代など少なくとも数百万円の損害が出ていて市は事業予定者に請求する方針です。