「大人になってもたくさん本を」図書館の利用が倍増した学校、司書、生徒が力を合わせた読書推進の取り組み
司書・地域コーディネーター竹田裕子さん 「ただ本が並んでいるのではなくっていろんなテーマ、委員会の子もがんばって本のおすすめをしてくれたり、図書館大賞でもポップを一生懸命書いてくれたり、そういうところはとっても大きいと思います」 大殿中の図書館は生徒以外にも開放されていて、地域の図書館として利用されています。「図書館カフェ」というイベントも学期ごとに1回のペースで開かれていて地域の人と生徒の交流拠点になっています。 ■大人になってもたくさん本を 魅力的な図書館に 司書・地域コーディネーター 竹田裕子さん 「1年間に200冊以上読むような子が毎年います、150から、多読の子は150から200冊くらい読みます、とても本が大好きで一定のコアなファンはいますね、ただ、なかなか本を読まない、図書館に来ないっていう子もいるので、その子たちをどうやって図書館に来てもらって、本に手を伸ばして、できたら借りてもらえるかっていうのを知恵を絞りながら学校司書の先生、図書委員さん、図書担当の先生と相談しながらみんなで力を合わせてやっているところです」 子どもに本を読んでほしい。そんな気持ちが表れた学校全体の取り組みが魅力的な図書館やイベントを生み出しました。 司書・地域コーディネーター 竹田裕子さん 「読書は『他人の声を聞く』って言われているんですね、本を読むと、例えば小説だったらいろんな人の心のひだに触れることができる、いろんな人の、自分ではない、いろんな人の考えを、思いを知ることもできて、共感することもありますよね。大人になってもたくさん本を読む人になってほしいなと思います」 しばらく読書から離れていた大人のみなさん。たまには本を開いて、ゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
テレビ山口
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