宇部市のときわ公園で、恒例のコブハクチョウの引っ越しが行われました。今年の捕獲作業は元気なハクチョウに大苦戦です。 ボートからコブハクチョウを狙うのは、ときわ動物園の飼育員です。野鳥に接触して鳥インフルエンザに感染しないよう飼育舎に移動させる、この時期恒例の引っ越しですが…。近付くとハクチョウは華麗にボートをすり抜けます。なかなか捕まらず、飼育員は苦笑いです。 逃げるハクチョウに、追う飼育員。ネットに引っかかったところを、ようやく捕まえることができました。 約２時間かかって６羽を飼育舎に移動させ、獣医らが体重や足の裏などの状態を丁寧に確認しました。 ＝ときわ動物園・多々良成紀園長＝ 「捕獲に時間がかかったのは、ハクチョウたちが元気だということ。普段は見られない足のみずかきが見られるかもしれないし、エサを食べるところも間近に見れるので観察していただいて、春が来るのを待っていただきたい。」 コブハクチョウは、来年４月まで屋内で飼育されるということです。