「新たな冒険の始まりが待ち遠しい」バレー男子日本代表の新監督にロラン・ティリ氏が就任へ 東京五輪ではフランスを金メダルに導く
日本バレーボール協会は25日、ロサンゼルス2028オリンピック出場を目指す男子日本代表チームの監督にロラン・ティリ氏の就任が内定したことを発表しました。 【画像】欧州バレーボール・セリエAのペルージャで活躍する石川祐希選手 ロラン・ティリ氏は、現役時代ポジションはウィングスパイカーでフランス代表チームにも所属。その後フランスリーグで監督を務め、代表監督としては、チェコやフランスを指揮。2021年の東京オリンピックでは優勝の実績を残しました。また現在は大阪ブルテオンの指揮を務めています。 協会のホームページでコメントを発表しています。 ▽ロラン・ティリ氏コメント 「バレーボール男子日本代表チームの次期監督に就任する機会を与えてくださった川合会長をはじめ選考委員の皆さまに感謝申し上げます。とても光栄に思うとともに、日本バレーボール協会のプロジェクトと野望に大きな責任を感じています。すべての人にとって大きな挑戦であり、簡単なことではありませんが、優秀で経験豊富な選手、スタッフ、マネージャーたちのサポートがあれば、明るい未来が待っています。私たちならできると信じています。日本代表チームの力、強さ、経験、その価値観や資質を信頼し、私ならではの価値、国際大会やオリンピックでの経験も取り入れていきたいと思います。5年間にわたりヘッドコーチとして信頼とサポートをしてくれた大阪ブルテオンには心から感謝申し上げます。皆さま、本当にありがとうございます。新たな冒険の始まりが待ち遠しいです」 ▽川合俊一会長コメント 「素晴らしい実績と確かな指導力を持つロラン・ティリ氏に男子日本代表チームの監督を引き受けていただけることになり感謝いたします。ティリ氏は長年フランス代表チームを率い、2015年、17年ワールドリーグ優勝、東京2020オリンピックではフランスに初の金メダルをもたらしました。日本のクラブチームでも指揮を執り、常に優勝争いをする実力あるチームを作り上げてきました。日本の選手やチームの特徴、文化への深い理解が、日本代表の力をさらに引き上げてくれると期待しています。パリ2024オリンピックで成し遂げられなかったメダル獲得という目標に向かい、ともに進んでまいります」