服との向き合い方、考えてみませんか 「パタゴニア 大阪・梅田」で感じる ファッションとは違う洋服の楽しみ方
JR大阪駅からすぐ。世界有数のターミナル駅でもある大阪・梅田の中心に誕生したグラングリーン大阪。約4万5千平米という広大な敷地には、たくさんの緑が溢れており、“みどり”と“イノベーション”が融合する都市公園として早くも話題になっています。 【画像】シルエットも美しいウィメンズ・テルボンヌ・ジョガーズはなんと軽さ139g! ぐるりと公園を巡れば“みどり”はもちろん、自然の豊かさを感じさせるショップや飲食店が並んでいることに気づくはず。そう、グラングリーン大阪には「“みどり”とともに、もっとOSAMPO。」をテーマにさまざまな施設が展開されています。 中でも注目が「パタゴニア大阪・梅田」。ウェアやアウトドアアイテムが揃うだけでなく、パタゴニアの世界観、そして私たちのライフスタイルのあり方への気づきに満ちた空間は大阪の新名所グラングリーン大阪に訪れたら合わせて足を運びたいスポットです。
パタゴニアの世界観をダイレクトに感じる店内
新たにオープンとなるパタゴニア大阪・梅田は国内最大級の売り場面積を誇ります。日本国内では3番目、ワンフロアのショップとしては日本で最大となる約116坪の売り場は天井も高く、開放的な雰囲気。 入口左側がブランドのルーツであるクライミングを表現したエリア、右側がアパレルやウィメンズのアイテム、そしてウォーンウェアエリアなどが並んでいます。 入口左側、クライミングエリアの壁面はレンガで構築されており、山を感じさせる佇まい。そのレンガをよく見てみると、厚みのある質感がわかります。これはリサイクルした鉄粉を混ぜ込んでいるからこその質感だそう。 クライミングとは切っても切り離せないカラビナ、そしてシュイナード・イクイップメント以来のアイテムを思い起こさせるそのアイアンチックな風貌はクライミングの世界観、そしてパタゴニアのルーツを見事に表現しています。
日本国内では初の試みとなる常設のウォーンウェアエリア
店内右側にはアパレルやウィメンズのアイテム、そしてウォーンウェアエリアが並んでいます。見逃せないのは日本国内では初の試みとなる常設のウォーンウェアエリア。 ポップアップなどでの実施は過去にもありましたが、ここは常設。1人購入2点までとはなりますが、中古アイテムの販売もしています。 「地球が私たちの唯一の株主」という会社ポリシーを掲げるパタゴニアでは、シーズンごとに遷ろう流行に合わせて洋服が消費されていく現代のファッションスタイルからの脱却を提案しています。 「質の良いものを長く使う」 本来、当たり前のことだけど、消費社会の中で薄れていった意識を回復させるべく「修理をして長く着る」「大切にされてきた中古品を買う」という選択肢を提示しているのだといいます。 簡単なリペアであれば大阪・梅田ストアで対応もでき、大きな修理についてもリペアセンターで対応が可能。リサイクルボックスも設置されています。出番が少なくなったり、サイズアウトしたパタゴニア製品があれば、気軽に持っていってみるといいかも。ウェブサイトでも買取プログラムを実施しています。 洋服を作るという営みにおいても当然環境負荷がかかっており、私たち一人ひとりが9カ月長く一着の衣料を着ると、洋服製造における水の使用量が20~30%削減されると言われています。ほんのちょっとしたことかもしれないですが、パタゴニアと出会うことをきっかけに洋服との向き合い方を考えてみるのもいいかもしれません。