LINEで通報すると道路が補修!国交省「道路緊急ダイヤル」が話題に SNSで好評...通報件数も増加傾向に
国土交通省の「道路緊急ダイヤル」に道路の穴ぼこをLINEで通報したら、しっかりと塞がれていた――。こうした主旨のX投稿が2024年12月12日時点で21万件以上のいいねを集めるなど話題になっている。 【画像】「道路緊急ダイヤル」が受け付けている道路の状態 道路局企画課評価室の担当者は12日、J-CASTニュースの取材に対し、LINEでのサービス開始から1日あたり約87件の通報があったと、明かす。また、通報件数も増加傾向にあるとし、12月に入ってからは1日100件を超えていると話した。 ■「しっかりと穴ぼこが塞がれていて感動している」 国交省の「道路緊急ダイヤル」とは、道路の穴ぼこや路肩の崩壊、落下物、路面の汚れなどの通報を24時間受け付けているサービスのことだ。「#9910」(全国共通)に電話すると利用でき、24年3月29日からは全国の道路異状をLINEで通報できるようになった。 注意事項としては、道路管理者が管理していると特定できた場合のみ対応すると書かれている。また、補修などの参考に活用することを目的としており、通報したものについて必ず補修を行うものではないとも説明している。 だが、SNSでは好意的に受け止められているようだ。実際にLINEで通報したユーザーからは「しっかりと穴ぼこが塞がれていて感動している」「今見たら直ってる!凄い!」「1週間もしないうちに補修入っててけっこう驚いた」などと述べている。 道路局企画課評価室の担当者は、補修までのプロセスをこう説明した。LINEで通報する際に送信する位置情報から、その通報があった道路の管理者を自動で特定して連絡するという。その後、各道路管理者が対処の要否などを判断する。 緊急性が高い案件であれば、数時間で対応することもある。だが、緊急性が高くない案件であれば、時間がかかる場合もある。担当者は「基本的には通報に対応している」と話した。