ダニ・オルモにフェルミンまでも…… 怪我人続出の中迎えるCL初戦に向けフリック「私たちにはプランがある」
好調バルサに逆風
バルセロナを率いるハンジ・フリックは現地時間19日に行われるUEFAチャンピオンズ・リーグのリーグフェーズ初戦のモナコ戦(アウェイ)に向けて前日の会見に出席した。 開幕からここまで5連勝と勢いに乗っているバルセロナ、第4節のバジャドリード戦では7点の大量得点で快勝するなど好調なパフォーマンスを見せているも、ここまで3試合連続3ゴールのMFダニ・オルモが右大腿二頭筋を負傷、さらには復帰間近だったMFフェルミン・ロペスも右足大腿直筋を負傷と2人が怪我で離脱となってしまった。 バルセロナは現在MFフレンキー・デ・ヨングをはじめ、 MFマルク・ベルナウ、DFロナウド・アラウホ、 DFアンドレアス・クリステンセンといった選手が怪我で離脱しており、今後に向けて不安な状況が続く。そんな中迎えるチャンピオンズリーグのリーグフェーズ初戦のモナコ戦だが、指揮官のハンジ・フリックは「ここ数週間、私たちは選手たちと徐々に協力し何人かの選手は怪我から回復してきている。アンス(・ファティ)もいいトレーニングができているし、 ガビもフレンキーと同じように少しずつトレーニングしている。どちらのポジションも注意しなければならない」と少しずつだが怪我人が回復していると述べ、初戦に向け「今に集中しなければならない。チャンピオンズリーグのようなコンペティションで必要なのは、アグレッシブさと集中力だ」と語った。 モナコとは、今シーズンが開幕する前に行われたプレシーズンマッチのジョアン・ガンペール杯で対戦し、その時は0-3で敗れた。この大舞台で再び対戦することについて「アディ(・ヒュッター)のことはよく知っている。前回の試合ではモナコのポジティブな面を見た。どんなスペースでもカバーしチャンスを作り出すには、自信と集中力が必要だ。私たちにはそのためのプランはあるし、それを実行できることを願っている」とリベンジを誓った。 モナコは現在リーグ戦3勝1分の3位と悪くないスタートを切っている。モナコのホームで行われるため、厳しい試合が予想されるが、果たして勝負の行方はいかに。
構成/ザ・ワールド編集部