もう昨季の勝ち点32を超えた 残留ギリギリの17位だったN・フォレストがトップ4を狙う集団に大変身「ヌーノ効果だ」
絶賛されるべき指揮官の手腕
29日にエヴァートンを2-0で撃破し、暫定ながら2位に浮上したノッティンガム・フォレスト。まだ中盤戦とはいえ、ノッティンガム・フォレストがここまで順位を上げてくると予想していた人はほとんどいないだろう。 ここまで稼いだ勝ち点は37ポイント。昨季のノッティンガム・フォレストは勝ち点32しか稼げず、17位とギリギリ残留を決めている。すでに昨季の勝ち点は超えており、驚きの大変身だ。 称賛されるべきは、昨季途中からチームを指揮するヌーノ・エスピリト・サントだ。ノッティンガム・フォレストはスター集団というわけではないため、我慢強い戦いが求められる。エスピリト・サントはチームに守備の哲学を植え付けており、今季ここまでリーグで3番目に少ない19失点に抑えている。まずは守りを整備し、チャンスを確実に活かしていく。それこそノッティンガム・フォレスト成功の理由だ。 攻撃面は大型FWクリス・ウッドに頼っているところがあり、ここまでチーム全体では26ゴールと得点力は決して高くない。これは17位ウォルバーハンプトン(31ゴール)、12位ブレントフォード(32ゴール)、10位ブライトン(27ゴール)といった順位のクラブよりも少ない。この得点数で2位に入っているのは、守備が安定しているからだ。 SNS上では「ヌーノ効果だ」、「プレミアリーグでも過小評価されている指揮官の1人だ」とエスピリト・サントの手腕を称える声が出ている。この勢いを終盤まで継続するのは簡単ではないかもしれないが、夢のトップ4入りは実現するか。
構成/ザ・ワールド編集部
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