明大が筑波大に完封勝利、全勝キープに神鳥裕之監督「0点に抑えた試合ができたのは収穫」/関東対抗戦
関東大学ラグビー対抗戦(3日、明大31-0筑波大、秩父宮)明大が筑波大から5トライを挙げ快勝し、開幕からの連勝を5に伸ばした。筑波大は2敗目(3勝)。 明大は前半3分、WTB白井瑛人(1年)のトライで先制し、その5分後にCTB秋浜悠太(4年)がトライを挙げるなど開始10分で12-0とした。35分に再びトライし、19-0で前半を折り返した。後半も得点したのは明大。開始早々、筑波大に攻め込まれるも、それをしのぐと陣地を回復。11分にWTB海老沢琥珀(2年)のトライで24-0とリードを広げ、その後1トライした。 筑波大はWTB大畑亮太(4年)の突破などで好機を作ったが、相手の粘り強い防御に阻まれ、得点にはいたらなかった。 試合後、明大の神鳥裕之監督は「後半戦に向けて非常に大事なゲームと位置付けて臨んだ。最初の入りで、いい形で2つトライを取っていいスタートが切れた。その後、筑波大の粘り強さを随所に感じて得点できなかったのは次に向けてレベルアップするところ。ただ、この時期に0点に抑えた試合ができたのは収穫」と振り返った。筑波大の嶋崎達也監督は「なかなか効果的なアタックができなかった。明大のプレッシャーだと思うが、少ないチャンスを簡単なエラーで逃してしまった」と話した。