〈慢性的な腰痛〉は放っておくと美容・健康にも悪影響!今日からできる腰痛ケアのための生活改善習慣
朝起きた時や、日々なんとなく感じる腰の違和感。仕方ないと諦めていませんか?腰痛が続くと日常生活に支障をきたすだけでなく、美容やボディメイクにも悪影響を及ぼします。この記事では、腰痛を引き起こす原因や対策についてご紹介します。 ◆写真で詳しいやり方を見る→【1日の最後に】腰の疲れをリセットするストレッチ ■女性の腰痛の原因 ■■筋力不足、姿勢不良 人間は、加齢とともに筋力は徐々に衰えていきます。また、長時間のデスクワークなども筋肉がこり固まり、疲労物質がたまりやすくなっています。一方でデスクや椅子の高さが合っていないといったことも、腰に大きな負担がかかります。長時間ヒールを履く人も、無理な姿勢が続くことで腰や背中に不自然な力が加わり、腰椎や周辺の筋肉に負担がかかることがあります。 ・腰痛解消のポイント 長時間同じ姿勢で座り続けない、30分ごとに休憩をとるなどを意識して、定期的に姿勢をリセットしましょう。歩く際は正しい姿勢を保ち、定期的な運動や筋力トレーニングを行なうよう心がけましょう。 ■■生理によるホルモンバランスの乱れや体の不調 生理前後にはホルモンバランスが大きく変化するため、体の不調や腰痛を感じることもあります。 ・腰痛解消のポイント 下腹部や腰回りを温めたり、ストレッチや入浴で全身の血行を良くしていきましょう。 ■■妊娠や出産による負担 妊娠中は子宮や胎児の重さにより、腰に負担がかかります。また、おなかが大きくなって重心が前に傾くうえ、腹筋の筋力が低下して反り腰になりやすいことも、腰痛の要因になります。 ・腰痛解消のポイント 適切な運動やストレッチは腰痛の予防や緩和に効果的ですが、妊娠中の腰痛にお悩みの場合には、まずは専門医に相談しましょう。 ■日常から意識できる腰痛予防 腰痛を放置していると、運動をしていても体に痛みを感じて思うように動けなかったり、痛みをかばって動きが小さくなってしまったりします。また腰痛による姿勢不良は、血行が悪くなりむくみやくすみなど美容面でも様々なデメリットをもたらす場合があります。 ・立ち方 あごを引き、お腹の力を引き締め、背筋を伸ばして立ちます。このとき、肩の力は抜き左右の高さをそろえましょう。重心は親指の付け根に置くと、バランスをとりやすくなります。前かがみや反らしすぎの姿勢は、背中や腰に負担をかけるのでNGです。 ・座り方 椅子に深く腰をかけ、背筋をまっすぐ伸ばします。猫背にならないよう注意しましょう。腰と太もも、太ももと膝はほぼ直角を保ちます。椅子の高さは高すぎても低すぎても腰によくありません。足の裏全体が床につく程度の高さを調整しましょう。 ■【1日の最後に】腰の疲れをリセットするストレッチ 1.仰向けになり、両膝を胸の前で抱える。 2.膝の上に手を乗せ、両脚を軽く開き、腰をゆるめるイメージで膝を左右に膝を揺らす。目安は30秒。 3.膝で軽く円を描く。目安は左右30秒ずつ。 4.膝を胸へ引き寄せ、緩める。この動きを30秒繰り返す。 5.両膝をそろえて立て、両手は床に下ろす。膝を左右にゆっくり倒す。1分目安に行う。 ライター/ひるかわえみこ(ヨガ講師)
ひるかわえみこ