特殊詐欺グループの「かけ子」の男性29人 不起訴/埼玉県
カンボジアを拠点とする特殊詐欺グループの「かけ子」として高齢の女性90人余りから、あわせて7億7000万円をだまし取ったなどとして、詐欺や詐欺未遂の疑いで書類送検されていた日本人の男性29人について、さいたま地検は26日付けで、不起訴処分としました。 不起訴処分となったのは、20代から40代の男性29人です。 29人は、去年3月から9月にかけて介護施設の職員などを装って、うその電話をかけ、高齢女性90人余りからあわせておよそ7億7000万円をだまし取るなどした疑いで書類送検されていました。 さいたま地検は、「警察と共に捜査を尽くしたが起訴しない判断に至った」とコメントしています。