大宮で流血…バーで倒れていた男性死亡、身元判明した JR大宮駅近くの繁華街 男性は全身を殴られたか…店内はテーブル、いすが倒れた状態
埼玉県さいたま市大宮区のバーで24日、頭から血を流して倒れている状態で発見され、その後死亡した男性について、県警は26日、このバーの経営者男性(55)=大宮区=と判明したと発表した。県警は男性が何らかの犯罪に巻き込まれた可能性があり、暴力団関係者が関与した事件とみて捜査している。 大宮のバー周辺の写真 周辺は店など立ち並び、駐車場も パトカーが停車して物々しい雰囲気【写真2枚】
24日正午ごろ、「男性が意識ない」との119番を受けて、現場店舗に臨場した消防隊員が男性を発見。頭部から出血し全身にも殴られたようなあざがあり、搬送先の病院で死亡が確認された。 通報者の男性は、消防隊員が到着した際は現場にいたが、警察官が到着した時には立ち去っていた。県警は通報者の男性と接触し、「経営者男性と顔見知り」という旨を話しているという。県警は男性から当時の状況を聴いている。 ■男性が発見された店内、テーブルやいすが倒れていた(以下、初報記事) 24日正午ごろ、さいたま市大宮区宮町の飲食店で、男性から「男性が意識ない」と119番があった。店内の床の上で別の50代とみられる男性が倒れているのを駆け付けた救急隊員が発見。男性は頭部から出血していたほか、全身に殴られたようなあざがあり、搬送先の病院で死亡が確認された。県警は男性の身元特定を急ぐとともに、男性が何らかのトラブルに巻き込まれた可能性もあるとみて捜査する。
大宮署によると、店舗内のテーブルやいすが倒れるなどしていた。同署は男性が何らかの事情を知っている可能性もあるとみて、県内の警察署で事情を聴いている。 現場はJR大宮駅から約400メートル離れた雑居ビルや飲食店などが立ち並ぶ繁華街で、ビルの1階にあるバー。