バイエルンの指揮官探しは終わらずも…ブライトン退任のデ・ゼルビ監督招へいは検討せず
バイエルンはブライトン&ホーヴ・アルビオンからの退任が決まったロベルト・デ・ゼルビ監督(44)について、招へいを検討していないようだ。 今年2月にトゥヘル監督の退任を発表しながら、後任探しは遅々として進まないバイエルン。レバークーゼンのシャビ・アロンソ監督、ドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督、オーストリア代表のラルフ・ラングニック監督にはことごとく断られ、クリスタル・パレスのオリバー・グラスナーへのオファーはクラブから莫大な移籍金を要求されたことで破談に終わった。 後任探しが難航したこともあり、クラブはここまでの方針から一転、トゥヘル監督と続投に向けた交渉を開始。しかし、ここでも2年契約を望むトゥヘル監督との間で折り合いがつかず、交渉は決裂となった。 一向に後任が見つからない中で、18日にデ・ゼルビ監督が今シーズン限りでのブライトン退任を発表。昨シーズンにクラブ史上最高位となるプレミアリーグ6位フィニッシュを果たした指揮官については、バイエルンの接触も噂されていた。 しかし、ドイツ『スカイ・スポーツ』によると、バイエルンはデ・ゼルビ監督の招へいを検討せず。バイエルンのスポーツ部門取締役を務めるマックス・エベール氏も、「デ・ゼルビ監督はバイエルンの候補にならないのか?」という質問に「そう思う」と回答している。 また、エベール氏は終わりの見えない後任探しについてもコメント。クラブは必ず最善策を見つけると強調している。 「私の友人は、いつも『最善のものは最後に来る』と言っていた。我々は非常に良い解決策を見つけるだろう。私はここにやって来てから10週間しか経っていないが、すでに10年いるかのように感じている」
超WORLDサッカー!