店主の矢野綾子さん。運営元はINDIGO COFFEE WORKS。

　焙煎（ばいせん）コーヒー豆店「御豆屋（おまめや）」（江戸川区西小岩1）が11月9日、JR小岩駅徒歩1分の場所にオープンした。（江戸川経済新聞） 【写真】カフェメニューとなっているブレンドコーヒーと「琥珀糖（キャラメル・エスプレッソ）」 　「道の駅」をコンセプトにしたという同店。店内奥にはカフェスペースも設け、6人がけテーブル席1卓、腰かけソファ席5席の計11席を用意。落ち着いた色の照明と木材家具を配置し、店主の矢野綾子さんがかっぽう着で切り盛りする。 　自家焙煎コーヒー豆、ドリップバッグは常時30種類以上をそろえ、モバイル事前予約をすることで来店時に受け取りも可能。カフェスペースでは20種類近いドリンクメニューのほか、カウンター横のディスプレーには季節のマフィン、キャラメルやエスプレッソの琥珀（こはく）糖も並べる。 　同店オープンにちなんで用意した「小岩ブレンド」は「飲みやすい」というブレンドコーヒーで、看板メニュー。購入客も多いという。ドリップバッグは複数個のセット売りも行い、手土産や贈り物などにも使ってもらえるよう工夫を施す。 　矢野さんは「地元の人や親子連れ、誰にでも親しんでもらえる店になれれば。私自身が子育て中のワーキングマザーで、仕事と子育てを両立するなか、ほっと一息つける場所があればという思いがずっとあった。普段忙しいママたちが、友達を作ることも以前より難しくなっている側面もあるので、当店が憩いの場になれれば」と話す。「テーブル席でたまたま出会った人と話を楽しんでいただき、悩んでいることがあれば私に話していただいても…」とも。子ども向けの駄菓子コーナーも用意し、「気楽にくつろいでもらい、ご褒美の時間にしてもらえれば」と呼びかける。 　営業時間は11時～20時。