バイクパッカーの悩みを一発解消! ハンドルバッグにコンパクト収納できる専用テントが感動モノだった
自転車でテント泊をしながら旅するバイクパッカーにとって、悩ましいのがテント選び。自転車は積載スペースが限られるので、折り畳んだ際の荷物の嵩や重さが気になるところです。 【写真】バイクパッカー用テントの収納力と機能性を見る(全7枚) 加えて、展開した際のサイズや居住性も、テント泊で夜を過ごすうえで、クオリティを下げたくないポイント。そんな、携行性のよさと快適さを兼ね備えた自転車用のテントが、アウトドアメーカーのMSRからリリースされています。 「ハバハババイクパック」は、MSRのベストセラー「ハバハバシリーズ」のテントを、バイクパッカー用にカスタマイズしたモデル。 シリーズの特徴である居住性を保ちつつ、コンパクトに収納できるように改良。自転車に積載して展開することを重視して設計された専用のテントなのです。
ポールも折り畳めばハンドルの幅に収まる
「ハバハババイクパック」は防水仕様のハンドルバックに収納して、バッグごとハンドル部に積載する仕様です。収納時のサイズは1人用「ハバハババイクパック1」が約36×17×11cm、2人用「ハバハババイクパック2」が約37×18×13cmで、どちらもハンドルの幅にきれいに収まるサイズ。 設営用のポールもこの幅に収まるように、折り畳むと長さ30cmほどになる設計です。 ハンドルバッグを装着する際には、ハンドルとの間に空間をとるゴム製のスペーサーを装着して、バックルで固定。そのため走行中のハンドリングに影響が少なく、コーナリングやアップダウンによる揺れでも負荷がかかりません。さらにバンジーコードを締めて固定すれば、オフロードでも振られないほど安定感が増します。 ハンドルバッグはテントを収納しても容量に余裕があり、走行中にエネルギーを補給するための食糧、急な天候や気温の変化に対応する雨具やウェアを入れておくと、取り出しやすくて便利。バッグの下部にもスペースがあるので、キャンプマットを巻いて吊り下げられます。
収納や物干しを備えてロングツーリングにも対応
「ハバハババイクパック」は収納時にはコンパクトですが、展開するとゆとりあるスペースを実現。室内高は「ハバハババイクパック1」が約0.97m、「ハバハババイクパック2」が1.07mと、大人がしゃがんで過ごせるゆとりがあります。対して「ハバハババイクパック2」は展開した際の幅が1.27mあり、大人2人が並んで就寝するのに十分な広さです。 テント泊に必要な機能も備えており、上部に設けられたメッシュ地のギアポケットは、ライトやグローブやサングラスといった、自転車に乗る際に必要なアクセサリーの収納として便利。 ランドリー用のロープも張れるので、濡れたタオルや衣類、寝袋を室内で乾かすこともできます。長期にわたるツーリングの際には、とてもありがたいオプションです。 自転車の旅をより楽しく、快適にするためにデザインされた「ハバハババイクパック」シリーズ。これさえあれば、どこまででも走って旅が続けられそうな、信頼感あふれるテントです。
ソトラバ編集部