「初めて人間を見た子猫」空き家の倉庫で保護した3匹の動画が話題 「これはなに?」「びっくりしてフリーズ」この後どうなった?
お外で暮らす猫の出産や子育ては、人気のない場所を選ぶ
今回保護された子猫3匹と母猫が、どうして空き家の倉庫に住み着いていたのでしょうか? 三吉さんに聞きました。 「お外で暮らす猫ちゃんの出産や子育ては基本的には人間や外敵が侵入しにくい場所を選んでいます。今回も空き家で草木がぼうぼうのゴミが散乱している小屋から保護しました。これはよくあることで仕方ないのですが、子猫が衰弱していたりと、1秒でも早く助けてあげないといけない状況もあり、空き家の所有者の人を探してから許可をもらうまでにどうしても時間がかかり子猫を助けてあげられない時がたくさんあります。虐待のように庭で鎖につながれて何日もご飯をもらえてないガリガリのワンちゃんなどもそうですが、緊急の場合は私有地に立ち入ってもいいという法律を早く作ってほしいと強く感じました。 正直に話すと、こんな場合は子猫を先に助けて、その後に私有地の方を見つけ、勝手に入ったことを謝ります。子猫を助けたことや親猫を避妊手術することを話すと、ほとんどの方が『ありがとう』と言葉をかけてくださいます。だけどダメなものはダメ。そんな罪悪感ある保護活動なんてしたくないので、もっと動物に優しい国になってほしいです」 (まいどなニュース特約・渡辺 晴子)
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