飲酒の友人に自転車貸して２人乗りした疑い、30歳会社員を書類送検 大阪府警、初摘発
飲酒した友人に自転車を貸し、友人が運転する自転車で2人乗りをしたとして大阪府警豊中署は20日、道交法違反（酒気帯び運転車両提供、同乗）の疑いで、豊中市の会社員の男性（30）を書類送検した。 同署によると、自転車走行中の携帯電話使用（ながら運転）や、酒気帯びに罰則を設けるなどした改正道交法が1日に施行されて以降、自転車を貸したり同乗したりした疑いでの摘発は府警では初めて。 書類送検容疑は、4日午前1時ごろ、友人で会社員の男（29）＝同法違反（酒気帯び運転）容疑で逮捕＝が酒を飲んだことを知りながら自転車を貸し、豊中市内の路上で2人乗りをしたとしている。 改正道交法では、自転車での酒気帯び運転は3年以下の懲役または50万円以下の罰金となった。自転車の提供者にも同様の罰則が適用され、同乗者には2年以下の懲役または30万円以下の罰金が科せられる。
