「メディアが選挙期間中にもっと報道すれば、投票率も違う」放送時間は20年で半減…選挙報道とテレビの役割を検証【報道特集】
こうした取り組みがきいたのか、選挙期間中、玉木代表のYouTubeチャンネルの視聴数は小選挙区の候補者では断然トップに。国民民主党の一本当たりの動画視聴数も群を抜いていた。(ネットコミュニケーション研究所調べ) 国民民主党 玉木雄一郎 代表 「背に腹は代えられずにスタートしたのが本音なんですけど、ボランティアや支援者が勝手に作ってくれたものが非常にクオリティ高いものもあって、すごいなと思って、私が逆にリツイートやリポストしたりして、拡散していった部分もありますね。(効果は)あったと思います」 選挙選最終日のマイク納めには、東京駅に大勢の人が来ていた。 SNSでの発信をつづけてきた玉木代表が実感していることとは… 国民民主党 玉木雄一郎 代表 「面白いのは、最初私もテレビ的な発想でYouTubeを作ろうとしたんですよ。わかりやすく言って、しかもできるだけ短く、1分から3分のショート動画も上げているんですけど、意外に視聴者数が多くなるのは、例えば10分間の党首討論そのままノーカットで上げた動画とか、ノーカット版が実は一番回る」 日下部キャスター 「今後、選挙において、玉木代表はテレビをどう使おうと思いますか?」 国民民主党 玉木雄一郎 代表 「できるだけ時間をとって放送していただきたい」 TBSテレビの、第一声の報道では… 自民党の第一声 「政治と金。パーティーの収入の不記載。そういうことが二度とないように深い反省のもとに、この選挙に臨みます」 立憲民主党の第一声 「裏金議員を裏で支えるそういう政治、もう裏、裏、裏。自民党政治に決別しようじゃありませんか、皆さん」 国民民主党の第一声 「裏金問題に決着をつけることを訴えるとともに、国民の皆さんのあなたの手取りを増やす」 国民民主党 玉木雄一郎 代表 「街頭演説で、しかも各党、数十秒の声を足し合わせていったって、本当にものは伝わらないですよね。逆にああいう伝え方だから、我々も切り取られやすいようなキャッチフレーズ型政治にしようとする。 でも複雑なことは複雑にしか伝えられないことがあるし、複雑なことは時間をかけてしか伝えられないことがある」