「世界で最も売れた」ホンダ・スーパーカブ、50cc以下を来年5月に生産終了
ホンダは1日、原付きバイク「スーパーカブ」の排気量50cc以下のモデルについて、来年5月に生産終了すると明らかにした。来年11月から適用される新たな排ガス規制への対応が難しいためで、新規制に対応した110cc以下のモデルは生産を続ける。
カブシリーズは1958年の発売以降、1億台以上を生産し、世界で最も売れたバイクとして知られる。スーパーカブ以外の50cc以下の車種についてホンダは、生産終了時期を明らかにしていない。
生産終了を前に、ホンダは、50cc以下の最終モデル「スーパーカブ50・ファイナルエディション」を販売すると発表した。今月8~24日の期間限定で注文を受け付ける。価格は税込み29万7000円で、2000台の販売を目指す。