先発陣の故障者相次ぐドジャースに米メディアが警鐘「エースを逃す代償はもっと大きい」補強の必要性を示す
ドジャースは現地時間7月9日(日本時間10日)、敵地でフィリーズと対戦し、1-10と大敗を喫した。 【動画】大谷翔平の表情も手応え十分! 圧巻の28号をチェック 先発したボビー・ミラーが2回に3点を失うと、4回にはトレー・ターナーに満塁本塁打を浴びるなど大量失点。4回9失点と精彩を欠き、7回途中からは野手のエンリケ・ヘルナンデスが登板するワンサイドゲームとなった。 また、この日ドジャースは開幕投手を務めたタイラー・グラスノーが、腰の張りのため負傷者リスト(IL)に入ったと発表。投打あわせて15人目の離脱者となり、チームはさらに苦しい状況となった。 故障者が続出しているドジャースに対し、米メディア『FOX sports』は「グラスノーの負傷でドジャースの先発投手不足が浮き彫りに」と題した記事を配信。補強の必要性を示した。 ドジャースの現状について「彼らはワールドシリーズで勝つために必要な先発投手を持っているか」と、サイ・ヤング賞を3度受賞しているクレイトン・カーショウ、山本由伸など故障者が相次いでいる先発陣について指摘。 補強候補としてホワイトソックスのギャレット・クロシェット、タイガースのジャック・フラーティ、レイズのザック・エフリン、レンジャーズのネーサン・イオバルディの名前を挙げ、「7月のトレード市場で最高のオプションはかなりの代償を払うことになる。しかし、エースを逃す代償はもっと大きいかもしれない」と補強の必要性について言及した。 同メディアは最後に、「現在、グラスノー、ヤマモト、そしてドジャースが期待していた投手のほとんどが負傷しているか苦戦している」と記した。現在、ナ・リーグ西地区首位を走るドジャース。7月末に迫るトレード期限までに新たな動きをみせるのか、その動向に注目が集まる。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]