トランプ氏が“勝利宣言” アメリカ大統領選挙で東海地方への影響は?「どちらが大統領になっても市場はドル高に」
アメリカ大統領選挙でトランプ氏は演説の中で、勝利宣言を行いました。 歴史的大接戦のアメリカ大統領選挙。東海地方に住むアメリカ人も、接戦の行方が気になっています。 【写真を見る】トランプ氏が“勝利宣言” アメリカ大統領選挙で東海地方への影響は?「どちらが大統領になっても市場はドル高に」 (スティーブン・カーターさん) 「本当にドキドキ。ニュースを見ると血圧が上がってしまうから避けている、あまり見たくない」 ニューメキシコ州出身のスティーブン・カーターさん。翻訳事務所で働くかたわらボランティアで大須商店街のガイドをしています。 日本に住んで40年ほどのカーターさんは10月、不在者投票で大統領選挙の投票を済ませました。 (スティーブン・カーターさん) 「ハリス氏に一票入れた。どうしてもトランプ氏が大統領になることを防ぐことができないと、国がだめだと思う」 カーターさんは政策だけでなく人柄も重要だと話し、刑事事件で起訴されているトランプ氏は大統領候補になるべきではなかったと考えています。また、ハリス氏にはこんな期待も… (カーターさん) 「(トランプ氏は)国民保険を廃止するとか、政策が金持ちのためのもので困っている人を踏みつけている感じなんですよ。ハリス氏はそういう人を支えてくれる。賃金を守ってくれる、良心的な感じ」 日本に長年住んでいるカーターさんは、次の大統領が日本とどんな関係を築くかも気になっています。 (カーターさん) 「アメリカと日本の関係が非常に重要。ハリス氏はアメリカと日本の友好関係を維持すると思う。トランプ氏は読めない、維持するかどうか」 ■「日本が物価高なので…」「アメリカが落ち着いてくれないと」 歴史的な大接戦に東海地方の人の関心も高まっているようです。名古屋の街で聞いてみると… (30代)「トランプ氏になると日本が不利になるというか、アメリカにも行きにくくなるだろうし、関税の面で厳しくなるのかなと思うと、ハリス氏寄りなのかな」 (10代)「日本が物価高なので、アメリカでトランプ氏が大統領になれば、経済的に推し進めもらえるのではないか」 (60代)「アメリカが落ち着いてくれないと、世の中の平和や日本のことも心配になるので、いい感じに民主主義が進んでほしい」