内堀福島県知事に「名誉岩代おじさん」称号贈る 観光協、「図鑑」作製を報告
福島県二本松市岩代地区の中高年男性を「岩代おじさん図鑑」として紹介し、話題を集めた岩代観光協会の湊幹夫会長らは26日、県庁を訪れ、内堀雅雄知事にユニークな地域活性化の取り組みを報告した。懇談では、内堀知事に「名誉岩代おじさん」の称号も贈った。 同協会は、地域おこし協力隊の有野真由美さんが中心となり、中高年男性を紹介する図鑑を製作。RPG(ロールプレーイングゲーム)風におじさんを探せる観光マップなども作って観光に生かしており、実際に誘客の増加につながっているという。 図鑑にも登場した住民らとの懇談で内堀知事は「『福島アート』の言葉を広めたい。芸術だけでなく自然や食、歴史・文化、さらに福島で暮らす人もアートだと思う」とし「こうした取り組みを県全体に広めたい」と語った。懇談終盤には湊会長が名誉称号を伝達し、内堀知事も笑顔で受け取った。
福島民友新聞