「気持ち悪い体型」と言われ筋トレ開始した28歳 コンテストでグランプリ獲得とともに魅せたメリハリのあるヒップライン
9月1日(日)に茨城・つくば国際会議場で行われた”健康美”をコンセプトにした人気ボディコンテスト「BEST BODY JAPAN(ベストボディ・ジャパン)2024茨城・水戸大会」。ひときわ目を惹く美しい所作でガールズクラス(18~29歳)のグランプリを勝ち取ったのは、種村美穂(たねむら・みほ/28)さん。昨年の水戸大会後に当サイトで取材した際「上半身が細くて、下半身が太くて気持ち悪い」と言われたことを気にしてトレーニングを始めたと語ってくれたが、1年でどのような変化を遂げたのだろうか。 【写真】種村美穂さんのメリハリのあるヒップライン
「7月の宇都宮大会には彼と一緒に出場したのですが、優勝できませんでした。でも今回は彼がサポートに回ってくれたので、安心してステージが楽しめた上に、昨年の水戸大会に続いて2連覇できたのでホッとしています」 7月に行われた宇都宮大会のフレッシャーズクラス(18~29歳)で優勝した、倉本亮(くらもと・りょう/27)さんと日々、切磋琢磨して合同トレーニングにも励む種村さん。二人で日本大会出場の目標を掲げて、ついに今年11月、その夢が実現する。 「彼はストイックなので、一緒にトレーニングするときはいつも泣きながら頑張っています(笑)。週に一回くらいしか思う存分トレーニングができないので、高重量で追い込まれています」 元々は華奢な身体がコンプレックスで、メリハリを求めて筋トレの道へ。そこから大会出場を目指したのは、同大会2018年優勝の中島ケイカさんに憧れてのこと。 「筋トレ歴も大会出場歴も3年目になりますが筋トレ歴は彼の方が長いので、色々教わりながら楽しんでいます。でも大会出場歴は私の方が長いので、今までは色々教えてあげていたんですが、彼もグランプリを取ったので、もう教えることは何もないかもしれませんね(笑)」 種村さんの通勤時間は彼と住む栃木から東京の約2時間半。往復で5時間の合間を縫ってのトレーニングなので、自宅での自重トレーニングがメインだそう。それでも忙しいことを理由にせず、運動や食事の管理に手を抜かない。 「お尻のトレーニングはバンドを使って行うことが多いです。腹筋は自重でも十分に鍛えられるので、ヒップラインとのメリハリをつけるように頑張っています。食事は彼が作ってくれることも多いので、お互いに協力しながら毎日お弁当生活です。今日からは日本大会に向けて、より一層気合が入るので、忙しいけれど楽しみな気持ちでいっぱいです」
日本大会グランプリ獲得に向けて二人三脚で走り続ける二人から目が離せない。
取材:林健太 撮影:舟橋賢