【クルマ好きが選ぶ】2023年度に注目を浴びたクルマ・ベスト100、80位~71位篇 Sクラス vs 7シリーズ高級セダン対決で勝ったのはどっち?
ミニ&ミニ・クラブマンもやっぱり好き!
あっという間の年度末到来! 雑誌『エンジン』の大人気企画、輸入車、日本車ともにいま買える新車の中から、41人の自動車ジャーナリストと36人のエンジン・プレミアム・クラブ(EPC)会員が注目の100台を選んだ「エンジン・ホット100ニューカーズ・ランキングズ」も総決算。エンジンウェブで未公開だった1位~100位までの全100台を、ランキング形式で発表していきます。クルマ好き垂涎の人気車や最終モデルも多数ランクイン。自動車ジャーナリストの皆さんの熱々コメントもぜひ参考にしてください。 【順位表】2023年度に注目を浴びたクルマ・ベスト100、80位~71位篇 ※購入可能な車両及びその本体価格は、2023年7月現在のものです。 ◆第80位 メルセデス・ベンツSクラス(マイバッハ含む) クルマに乗っていることさえ忘れさせる快適性。ライバルに対するMBUXの優位性は圧倒的。「これに乗っておけば間違いなし」のフルサイズセダン。(大谷達也さん) 露天風呂に浸かっているようなまったりとした気持ち良さは他に例がない。直6ディーゼルの出来栄えにも惚れ惚れする。自動車のひとつの完成形。(高平高輝さん) ◆第79位 ミニ・クラブマン(JCW含む) リアの“スプリット・ドア”は電動でも開閉するが、通常のハネ上げ式ドアとはひと味違う所作を味わうのがこのクルマの愉しみ。(島崎七生人さん) スタンダートなミニより優しい乗り味と実用性、ホイールベースの長いクラブマンデザインが放つクラシカルな佇まい、そのすべてのファンです。(飯田裕子さん) ◆第78位 ホンダe いまでも街で見るとハッとする。インテリアにも新しさがハッキリとあり、いままでと違う感が満載。リア・ドライブによる走りも個性的。(編集部・荒井) 街で見かけると、はっとする愛らしさと近未来感。タイプRとは別の意味でのザ・ホンダな1台。将来ビートや初代インサイトみたいになる可能性が大。(編集部・上田) ◆第77位 スバルBRZ FRのお手本のような運動性能に2.4リッターの余裕によるGT性能も併せ持つグッドバランスなスポーツカー。年内のマイチェンは待つ価値ありそうです。(渡辺敏史さん) BRZはGR86とともに水平対向エンジンの後輪駆動スポーツカーとして定着した。走りを追求した味付けをユーザーが理解したからで、限界付近まで楽しい。(菰田 潔さん) ◆第76位 ミニ(コンバーチブル、JCW含む) いつの時代も20台クルマを選ぶとしたら必ず入るのがミニ。クラシックミニの時代から日本人のミニに対する愛は深い。手に入れるならコンバーチブル。(九島辰也さん) 私の現在の愛車は5ドアのミニクーパー。しかし、ほぼ毎週、広報車を乗り継いでいるので愛車に乗る時間は短いですが、愛車ミニには大満足。そうなるとやっぱりコンバーチブルが気になります。オープン好きとしては……。(吉田由美さん) ◆第75位 ルノー・ルーテシア 毎日乗るクルマとしてこれ以上のチョイスは無い! なんたってエンジンはラリー車にもそのまんま使われている1300ccターボですから。楽しい!(国沢光宏さん) E-TECHが優れているのはもちろんのこと、路面に食いついて離れないロードホールディング性も特筆もの。ルノーらしさ全開のコンパクトカー。(大谷達也さん) ◆第74位 マクラーレン765LT(スパイダー含む) レース界の名門がスペシャルモデルを作るとこうなるという見本。超スパルタンなハードコアの傑作。跳ねる小石を気にする小心者は乗るなかれ。(西川 淳さん) ちょっとそこまで。そんな使い勝手の良さはマクラーレン全車の共通項。765LTはサーキットをレーシングマシンの特性で駆け抜ける能力も持つ。(桂 伸一さん) ◆第73位 トヨタGRスープラ トレッド/ホイールベース比や重心位置から設計したスポーツカーの骨格が持っている素性の良さが魅力。個性的なエクステリアも存在感がある。(斎藤 聡さん) RZに追加されたのは、3リッター6気筒エンジンと、クロースレシオのマニュアル変速機の組合せ。シャープなハンドリングとともに、乗ったら降りたくなくなる。(小川フミオさん) ◆第72位 メルセデス・ベンツEQSセダン/EQS SUV インテリジェント回生モードに代表される最新の電動化機能やADAS、各種インターフェイス機能などが満載。静かで穏やかで上質な乗り心地。新しさを声高に訴求せず、エンジン車時代のメルセデス・ベンツと見事に違和感なく接続する点が他と違う。(金子浩久さん) BEV専用のP/Fは室内を最大限に活かし、これまでとは異なるアプローチでレイアウトできる事を証明した。伝統の味が受け継がれているのが素晴らしい。(日下部保雄さん) ◆第71位 BMW7シリーズ/i7 新型は7シリーズ史上、最高のショーファーカーに生まれ変わった。クリスタルを使ったヘッドランプ、デジタル化でもてなすインテリアなど、居心地は最高。(藤島知子さん) 同じボディでICEとBEVの2種類になったが、BEVの走りが気持ちいい。バッテリーのお蔭で剛性が上がり振動が減り、低重心でハンドリングも抜群。(菰田 潔さん) (ENGINE2023年9・10月号)
ENGINE編集部
【関連記事】
- 【90位~81位篇】2023年度に注目を浴びたクルマ・ベスト100 メルセデスAMG、アウディRS、プジョー308とハンドリングが楽しいクルマが競い合う!
- 【100位~91位篇】2023年度に注目を浴びたクルマ・ベスト100 欲しくても買えないメルセデス・ベンツGクラスはいったい何位?
- 【来世で買うぞ!2000万円以上】第1位は島下泰久が「次期型は絶対買います!」と宣言するあのクルマ!!
- 【23年版イギリス車ランキング】第1位は武田公実が「クロカン愛好家やシティオフローダーに加え、エンスー御用達としても確たる地位に!」と太鼓判のあのクルマ!
- 【23年版アメリカ車ランキング】第1位は菰田潔が「アメ車とは思えない、五感に訴えかける走り味が魅力!」と惚れ込むあのクルマ!