ラグビー日本代表、リポビタンDツアー初戦は黒星 ジョーンズHC「一貫性を持って努力をし続けることが大事」
ラグビー日本代表は9日(日本時間10日)、パリでリポビタンDツアー初戦となるフランス戦を行い、12―52で敗れた。 日本は試合開始直後、FWディアンズが相手キックをチャージするがチャンスを生かせない。直後に逆襲をあび4分に先制トライを献上すると、前半は接点でボールを奪われカウンターから連続トライを許し、0―31とリードされて折り返す。
日本は後半10分に自陣ゴール前のスクラムから連続攻撃をかけSO立川主将が左隅にトライ。21分には現在フランスでプレーする途中出場のナンバー8テビタ・タタフが相手パスをカットして50メートルを独走してトライを返す。だがトライをあげた立川、タタフはともに直後に負傷で交代。結局、後半も3トライを奪われ12―52で大敗した。 試合後、フッカー原田は「最初の20分にフィジカルの部分で受けてしまい、相手に勢いを作られてしまった。後半は日本らしいアタックができる時間もあったので、それを80分間続けることが課題」と反省。エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチは「我々は若いチーム。一貫性を持って努力をし続けることが大事だ」と前を見た。 日本の欧州遠征第2戦は16日、フランスのシャンベリーでウルグアイと対戦する。
中日スポーツ