ベテランの技キラリ!代打同点打の大島洋平に斎藤雅樹氏「ピッチャー側から言わせてもらうと、やっぱり大島が出てきたら嫌ですよ」
◆ チームにとっても大きな力に 中日が阪神に逆転勝ち。苦手の阪神を下し、最下位脱出に成功した。 中日先発の小笠原慎之介は初回、先頭の近本光司の打球を左肘に受けこの回で降板。思わぬアクシデントの中、後を託された祖父江大輔と岩嵜翔が回またぎの2イニングを無失点と奮闘すると、打線も5回に大島洋平の二塁打で同点に追いつくと、6回には川越誠司がライトスタンドで突き刺すソロホームランで逆転した。この1点のリードを橋本侑樹、清水達也、ライデル・マルティネスの強力リレーで守り切り、2-1で勝利を掴んだ。 16日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では1点ビハインドの5回、2死二塁で岩嵜翔の代打として出場し、ここまで無失点の好投を演じていたジェレミー・ビーズリーから殊勲の同点二塁打を放った大島洋平に着目。 まずMCを務めた谷繁元信氏が「代打の大島ですよね。これが32試合ぶりのタイムリー。今年はスタメンじゃなくて、こういう代打の起用がかなり多い中で、難しいとは思うんですけど、やっと結果出してくれました」と喜びの表情を見せると、解説として出演した谷沢健一氏も「心の整理っていうか、備えというかね、また準備も含めて、やっぱり大島も1つ人間的にも成長してきたんだと思いますよね」とコメント。続けて「2000本打って、そして年齢も40近くになって。もう窓際ですからね。そういう意味では」と代打として成功しないとこの先がなくなると指摘もした。 もう一人の解説者・斎藤雅樹氏は「ずっとねスタメンで出ていて、今年から代打での起用が多くなって。 どのくらい大変かっていうのはちょっと僕はよくわかりませんけども」としながらも「ピッチャー側から言わせてもらうと、やっぱり大島が出てきたら嫌ですよね。だからその辺も含めて、これからもっと頑張ってほしいなと思いますね」と投手目線で分析しつつ、今後の活躍に期待した。 これから先も中日一筋の大島の活躍は、チームにとってもファンにとっても大きな力となるはずだ。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
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