従来より3倍軽い機体でドローン配送の効率を大幅アップ、インド新興のAirbound
「ドローンは配送の未来であり、我々はこの画期的な技術が物流に革命をもたらす可能性を楽観視している」
ドローン配送の分野ではZipline(ジップライン)のような大手も、エアバウンドと同様の方法で事業規模の拡大とドローンの大量導入を目指している。ジップラインは、初期の飛行時間の多くをアフリカで蓄積した。また、グーグルの親会社であるアルファベット傘下のWing(ウィング)も、医療会社と協業している。 しかし、プシュプは、エアバウンドのドローンの方が設計面で優れていると考えている。「我々は、航空宇宙の新しい領域を開拓し、誰よりも軽く、強いドローンを開発することに成功した」と彼は言う。 今回のラウンドを主導したライトスピードのパートナーであるヘマント・モハパトラは、エアバウンドがグローバル市場で大きな役割を果たすことを確信している。「ドローンは配送の未来であり、我々はこの画期的な技術が物流に革命をもたらす可能性を楽観視している。プシュプのイノベーションが配送物流を再定義すると確信しており、彼とパートナーシップを結べたことに興奮している」とモハパトラは述べた。 エアバウンドは、すでにインドのヘルスケア企業と商業サービスの契約を結んだが、プシュプは他のセクターの大手ともより大きなディールについて交渉を始めており、来年には追加の資金調達を計画している。
David Prosser