フィアット「500」やアウトビアンキ「A112」が「よ~いドン!」大地真央さん絶賛のロケ弁が振る舞われるサーキットイベントとは
イタリアのピッコロレーサーが集うレース形式のイベント「幸田ピッコロレース2024」
2024年5月26日(日)に愛知県の幸田サーキットyrp桐山で開催された「幸田ピッコロレース2024」。これで開催4回目ですが、今回から主催がクラブマザーヘッドから同サーキットに移管され、「幸田おいしい走行会」内でのレースイベントとなっています。幸田ピッコロレースとはどんなイベントなのか紹介しつつ、「おいしい走行会」という名前の謎に迫ります。 【画像】おなじみ「フィアット500」から激レア「シュタイア・プフ」も! 「幸田ピッコロレース2024」を見る(11枚)
18台の個性あふれるクルマが走行
日本では「ルパンのクルマ」として親しまれているフィアット2代目「500」を代表とする、イタリアのピッコロカーたちによるレースイベントをやりたいというオーナーたちの想いから開始された「幸田ピッコロレース」。参加資格は、1970年代までのフィアット「500」、「600」、「850」とそれらをベースとしたモデル、およびアウトビアンキ「A112」のみとなっており、排気量600cc以下、700cc以下、701cc以上に分けた3クラスが同時にグリッドに並びスタートする、レース形式の走行会となっている。 第4回となる2024年5月26日(日)当日には、本気で走りたいオーナーたちが各地から集まり、クルマもフィアット500、500L、600、126、アウトビアンキA112、あるいはジャンニーニ590GTといった、計18台のピッコロレーサーが参加した。午前中に2グループに分かれた練習走行・予選を行い、午後には17台がグリッドに並ぶ決勝レースが行われた。 エントリー車は皆さんレースマナーも良く、大きなトラブルもなく進行。全てサーキット走行が可能なクルマというだけあり、ターボ仕様やアバルト仕様など、オーナーの個性が表れたものが多く、中にはフィアット500をベースにオーストリアで製作されたシュタイア・プフ500で参加するオーナーもいるなど、単にイタリアのピッコロといっても、じつにバラエティに富んだものとなっていた。10周で行われた決勝レースでは17台がグリッドにつき、シグナルスタート。総合優勝はアウトビアンキA112となった。
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