「目配り、気配り、心配り」ラグビー元日本代表・大畑大介が語るスクランブル競技の魅力
2023年、上原浩治との3度目のゴルフ対決に奇跡的な勝利(通称「ロッコク(六甲国際GC)の奇跡」)を果たしたラグビー元日本代表の大畑大介。その後、ラグビーワールドカップの仕事で渡仏するなど忙しく過ごしていたようだが、過日、「ゴルフダイジェストスクランブル」に参加し、新たな目標を掲げた。
まさに“ワンチーム”のスクランブル
GD 大畑さん、先日の「ゴルフダイジェストスクランブル」かなり楽しかったそうですね。 大畑 ほんと、そう。大の大人があんなに盛り上がることある!? GD 成績はビリでしたのに。 大畑 そこは強調しなくていいから。 GD しかも、優勝チームと13打差という大差でしたのに。 大畑 アナタ、今日しつこいね。 GD それでもチームメイトの皆さんも楽しそうでした。 大畑 で、思ったわけよ。これ、社員研修なんかにもぴったりじゃない? ひとつの目標のもと、チーム全員で、あれこれ考え、励まし合う、助け合う。これって組織の理想の姿に近いんじゃないかな。普通のコンペだとどうしても他人のミスを願ったりしてしまうでしょ。 GD ええ、もう呪いをかけますもんね。心の中で「外せ、外せ」って。 大畑 ……。だけど、スクランブルって、まさしくワンチームなわけよ。同伴者であるチームメイトのミスを願うなんてもちろんないし、ミスしたからって責める気持ちなんて微塵もない。自分もミスするしね。球の行方ももちろんだけど、その人の調子とかもしっかり見る。目配り、気配り、心配りよ。
GD あと、ティーショットは一人4回採用など、絶妙なルールがスクランブルの魅力ですよね。 大畑 ほんとにうまくできたゲーム。飛ばし屋がいるチームが断然有利ってわけでもなく。 GD 飛ばなくても絶対にフェアウェイをキープできるという女性をメンバーに入れるのも手。老若男女でチームが組めます。 大畑 すばらしいね。 GD 飛ばす人、狙う人、キープする人、入れる人。戦略練る人、励ます人、ムードメーカー。全部要るし、誰が偉いわけでもない。