後悔している人も ボトックス・豊胸・フィラー…整形を公表したセレブ7人
★サイモン・コーウェル/ボトックス&フィラー 美を追求するのは男性も同じ。ワン・ダイレクションを見出したことで知られるイギリスの音楽プロデューサー、サイモン・コーウェルは、かつてボトックス愛好家を公言し、スタッフや同僚へのクリスマスプレゼントに、ボトックス券を贈ったこともあるそうだ。しかし2022年のThe Sunのインタビューで、「先日、当時の写真を見たら、一瞬自分だとは分からなかった」と語り、やりすぎていた時期があったと告白。写真を見た幼い息子エリックはパニックになってしまったそうだ。「もう十分やりきった。今はフィラーを一切していない。ゼロだ」と語り、すっかり印象の変わった顔で話題になった。 ★ジョン・ステイモス/鼻をお直し ドラマ『フルハウス』のイケメン担当(もちろん中身もイケメンキャラ)ジェシーおいたん役で知られるジョン・ステイモス。若いころからグッドルッキングであることは明らかだが、実は鼻をお直ししていたそう。手術の時期は不明だけれど、昨年発売した回顧録『If You Would Have Told Me(原題)』で、1度ならず2度手術を受けていたことを告白。初めてテレビで自分の姿を見た時に鼻しか目に入らず、「鼻のせいで演技が損なわれ始めている」と手術を決意。しかし「ピーターパンのように高くとんがり」、不本意な結果に。失敗を生かし、次はマイケル・ジャクソンを手掛けた医師に頼んだそうだ。「僕の鼻を再建するというデリケートな任務に、MJの新しい顔を作った男以上に相応しい人はいないだろ」と振り返っているので、仕上がりは大満足のようだ。 ★ミッキー・ローク/鼻ほか8回以上 長いキャリアのうちに、劇的なルックスの変化を遂げたミッキー・ロークも、不本意な結果を受け、手術を重ねた一人。1980年代にセクシー俳優として名を馳せたミッキーだが、90年代にボクサーに転身した際、鼻を2回、頬骨1回骨折し、肋骨と足指も負傷したそう。これを修復するために受けた手術が良くなかった。「主な目的はボクシングでぐちゃぐちゃになった顔を直すことだったが、顔を元通りにするために頼んだ人が良くなかった」と2009年にDailyMailにコメント。手術をくり返し、この時点で「鼻の手術を5回、頬骨の骨折の手術を1回受けた」という。2017年にはインスタグラムにて鼻の再建手術を受けたことを公表し、「ドクター・ディアーに鼻の手術をしてもらった直後だ。俺は“またきれいになった”(爆笑)…あと1回」と綴っている。整形手術との長い付き合いが、これで終わっていることを願うばかり。 ★アリアナ・グランデ/リップフィラー&ボトックス 『ウィキッド ふたりの魔女』の公開を控え、同作で共演したイーサン・スレーターとの交際でも注目を集めているアリアナ。昨年、リップフィラーやボトックスを長年打ってきたが、「多すぎる」と感じ2018年にやめたことをVOGUEのメイクアップ動画で告白した。若いころから俳優&シンガーとして活躍している彼女は、周囲からのプレッシャーに押しつぶされ、メイクやヘアスタイルを隠れ蓑のように使っていたと語り、「長い間、美容は自分にとって隠すことだった。でも今はそうではないかもしれないと思ってる。“せっかく自分で手に入れた泣きジワや笑いジワを見ていたい”という気持ちがわいた」と話した。一方、今はもうしていないが、10年後のことは分からないと宣言。「こういうことを議論できるといいと思う」とも語っている。 ひた隠しにする時代から、したけれど後悔、というフェーズを経て、ポジティブな告白が増えている印象の昨今。美容整形術との関わり方は、これからも変化していきそうだ。(文・寺井多恵)