【ベトナム】韓国大宇、タイビン省で新都市区開発
ベトナム北部タイビン省人民委員会は10日、韓国の大宇建設(大宇E&C)の子会社が主導するコンソーシアム(企業連合)に対し、タイビン市のキエンザン新都市区開発事業の事業主承認決定書と投資登録証を交付した。10日付ダウトゥ電子版が報じた。 キエンザン新都市区は、タイビン市の3つの街区と2つの村にまたがる96ヘクタールに、タウンハウス(棟割り住宅)や一戸建て住宅など1,400棟余り、25階建て集合住宅5棟、15階建て社会住宅を建設する。うち約4万8,000平方メートルは商業・サービス施設に充てる。 総事業費は9兆6,860億ドン(約3億9,000万米ドル、580億円)。タイビン省が投資登録証を交付した案件としては、過去最大規模の金額だ。 コンソーシアムは、大宇E&Cベトナム、THT開発、GIPランド、ZUP投資の4社からなる。 省人民委のグエン・カック・タン委員長はコンソーシアムに対し、早期に建設に着手できるよう法的手続きを済ませ、財源や労働者などの準備を行うよう要請した。