日経平均株価、午前の終値は140円安…利益確定の売りに押される
8日の東京株式市場で、日経平均株価(225種)の午前の終値は前日終値比140円35銭安の3万9942円95銭だった。
前日の米株式市場で主要株価指数がそろって下落した流れを受け、東京市場でも幅広い銘柄が値下がりしている。日経平均は前日に大きく上昇したこともあり、当面の利益を確定する売りも出ている。
市場では、米国で開催中のテクノロジー展示会「CES」を巡り、米半導体大手エヌビディアなどの新技術に期待感が高まっている。ただ、「日本固有の取引材料はなく、当面は方向感なくさまよう展開となりそうだ」(大手証券)との見方があった。