30代共働き夫婦「大掃除をなくす」掃除習慣。場所ごとに分担、ものの量を見直しておく
年末になると頭を悩ませるのが、大掃除。できれば、サッと終わらせてゆっくり休みたいですよね。共働きでミニマリストでもある村上はなさん(30歳)ご夫婦は、忙しくても掃除が続けられるようにと日々の掃除習慣を見直したそう。おかげで、この時季の大掃除が不要になりました。そんな村上さんご夫婦に、大掃除をなくすためのポイントを4つ教えてもらいました。 【写真】テレビは手放しタブレットに。掃除がラクです
1:場所ごとに掃除の担当を決める
以前は、各々が掃除できるときにしていました。しかし、だれが・いつ・どこを掃除したのか把握できず、次第にきれい好きな夫の掃除範囲が広くなり、家事がフェアではなくなっていきました。 そこで、場所ごとに掃除担当者を決めました。夫はリビング、トイレ、キッチン、玄関、私は寝室、洗面所、お風呂の担当です。掃除場所を分担してからは、掃除が苦手な私にも責任感が生まれ、隅々までできるようになりました。週末は一斉に掃除し始め、担当の場所が早く終わったら、相手の場所を手伝っています。40分くらいで、家中がピカピカになります。 手分けして効率よく掃除することで、忙しい日々でも続けられるようになりました。
2:掃除するタイミングを決め、予定に組み込む
無理なく掃除が続けられるように、場所やものごとに掃除のタイミングを決めています。 ・毎日/キッチン、お風呂など汚れがたまりやすい場所 ・週末/床、排水溝、ホコリがたまりやすい見せる収納など ・月末/掃除機のダストケースなど部品が細かいもの ・2か月おき/ゲタ箱、キッチン下などの収納スペース 2か月おきの掃除は、10月はゲタ箱、12月はキッチン下の収納といった具合に、場所ごとに約半年のペースで巡回掃除しています。また、月末や2か月おきの掃除は頻度が低く忘れがちなので、事前にカレンダーに予定を入れています。「いつかやろう」と先延ばしにするよりも、あらかじめ予定に組み込むことで、掃除が続けられるようになりました。
3:掃除しやすいように、ものの量を見直す
掃除するものが多くなると、掃除自体がおっくうになり、続かなくなります。そこで、ものの量を見直していきました。 たとえば、テレビは静電気でホコリがつきやすく、裏側や配線周りは掃除が難しいところです。わが家ではテレビを手放し、タブレットで見ています。タブレットなら画面をふくだけで掃除が終わります。そのほかにもソファ、カーペット、食器棚など、自分たちの生活にいらないと思ったものは手放しています。当たり前にあるものを一度疑ってみると、じつはなくても困らないものが多いです。 本当に必要なものだけに数を絞ったことで、「掃除しなくちゃ」というストレスから解放されました。