春まで待たずに着たい「惹かれる色」相乗効果を生む合わせ方
■惹かれる春色と冬服の相乗効果 冬服はまだ手放せないけど、春の雰囲気は取り入れたい。そんな微妙な時期を賢く乗り切るための「冬服×春色」の黄金ルールを模索。同じコートや同じニットでも違うモードに更新できるルールを、手持ちワードローブにあてはめれば、春まで待たずに新しい気分を呼び込めるはず。 ≫【写真・冬服と春色のプライスと上手な組み合わせ▶全17スタイルの一覧】「のぞかせる・差す・仕込む」冬服と春色がうまくいく組み合わせとは?微妙な時期にちょうどいいスタイリング実例
1.アウターから「のぞかせる」春色 ≫キャメルコートからのぞかせるピンクパンツ いつも手に取るコートから、キレイな発色のパンツをのぞかせて。面積多めなコートだから、あたたかな冬のムードは損なわず、色味だけ新しい季節へと進めさせて。映える色は細身でとり入れて、発色のインパクトをセーブ。キャメルのコートでさらに穏やかなムードに。
2.冬服に「差す」春色 ≫グレーニットに差すピンクストール 冬らしいボリュームのある素材、ボリュームのあるフォルムなどに差すキレイな色。特にマフラーやグローブなど、小物使いが楽しいシーズンでもあるから、小さなところで「色を差す」のも無理なく。 コートがわりにロング丈のニットマフラーをたらすと、締めつけ感なくゆるやかなワンピースの縦のラインをすらりと流せる。グレーとピンクのテンションが異なる色の組み合わせで、ずるっとした装いにアクセントを。
3.冬トップスの中に「仕込む」春色 ≫グレーニットの中に仕込むピンクシャツ 今まで堪能したグレーニットを、春まで着たおしたい。ならば、キレイな色のシャツを中に仕込んだり、タートルを仕込んでトーンアップを図るのが簡単。クロップド丈など重ね着しやすい変化形なら、次の季節のムードも呼び込みやすい。
Composition&Text_GISELe