【マリーゴールド】林下詩美がスターダムに宣戦布告 〝1・3興行戦争〟で「話題をかっさらう」
女子プロレス「マリーゴールド」の林下詩美(26)が、古巣・スターダムとの〝興行戦争〟へ対抗心をむき出しにした。来年1月3日の東京・大田区総合体育館大会ではワールド王者Sareee(28)に挑戦する。外敵王者討伐に向け闘志を燃やすと同時に、同日にビッグマッチを開催する古巣も意識。女子プロ界の逸材が年始の話題を独占する。 【写真】会見で王者Sareeeの胸ぐらをつかむ詩美 詩美は今秋のシングルリーグ「ドリーム・スターGP」を優勝しワールド王座の挑戦権利証を獲得。だが、11月に行われたGHC女子王座の初代王者決定ランブルで敗退し、天麗皇希とのコンビではツインスター王座取りを果たせなかった。 5月の旗揚げから悔しい思いを募らせてきただけに「私はまだマリーゴールドで何も結果を残してなくて埋もれている状態だった。変わらないといけないっていうのは自分が一番わかってる。この試合をきっかけに、最強の絶対王者・林下詩美を呼び起こします」と強い決意を口にした。 19日の調印式では王者Sareeeに「一生マリーゴールドのサブキャラでもやってろ」と酷評された。これに詩美は「スターダムの全てを置いて『マリーゴールドのエースになる』と決めてここに来た。私のそういう気持ちも、やってきたことも全てを否定されたような気がして腹が立った」と怒りが収まらない。 もちろん、Sareeeとの〝格付け〟は終わっていない。「東京スポーツ新聞社制定2024プロレス大賞supported byにしたんクリニック」で女子プロレス大賞を初受賞した王者を「受賞されて喜んでいるみたいですけど、私、2021年に既にその賞をいただいてるので」とチクリだ。 その上で「強い言葉を発信する人が強いってわけじゃないと思うし、その分私はリングで見せてる。1・3はSareeeを黙らせるような試合をしますよ。ベルトを取ってエースになるのはもちろんだけど、Sareeeから3カウントを奪って私の信じてきた道が正しかったことを証明したい」と語気を強めた。 しかも、当日の敵はSareeeだけではない。古巣のスターダムが東京ガーデンシアター(有明)でビッグマッチを開催し、中野たむvsウナギ・サヤカや舞華&HANAKOvs橋本千紘&優宇など注目カードが発表されている。 詩美は「業界の全選手がおのおのの気持ちを持ってこの日試合に挑むとは思うんですけど、1月3日に一番熱い試合、熱い会場になるのはマリーゴールドであることは間違いない。話題も全てかっさらいますから」と宣戦布告。逸材が再び業界の中心に立つ。
木元理珠