いましか味わえない「京都・名料亭の松茸料理」お取り寄せで味わう期間限定の逸品3選
秋が旬の食材のなかでも、ひときわ楽しみなのが松茸。京都の料亭では、料理人たちがさまざまな工夫を凝らし、香り豊かな松茸料理を提供しています。その味わいを自宅で手軽にいただける、お取り寄せ3品をご紹介します。
1. 美濃吉本店 竹茂楼(たけしげろう)「特選 松茸はも鍋」
「美濃吉本店 竹茂楼」の創業は、享保元(1716)年。江戸時代に京都所司代(しょしだい)の許可を得た“川魚生洲八軒”の名残として、こちらの京懐石には川魚料理が登場します。 数多の文人、芸術家らがひいきにし、ことに「すっぽん丸鍋」「うなぎ鍋」など鍋が名物。期間限定で秋にだけ味わうことができるのが、竹茂楼厨房自家製のぽん酢がセットになった「特選 松茸はも鍋」(3~4人前/37,400円)です。
主役は松茸と名残りの鱧。国産松茸は弾力に富んだ食感を楽しめるよう大ぶりに切られており、上品な利尻昆布のだしが芳醇な香りを引き立てます。また、身が肥えた秋の鱧は脂のりが良く、松茸の華やかな存在感にひけをとりません。 濃厚な旨みが溶け合うだしを吸った京湯葉や京生麩は至福の味。1~2人前のセット(23,100円)もあります。 【京懐石 美濃吉本店 竹茂楼】 京都市左京区粟田口鳥居町65 店舗営業時間/11時30分~15時(最終入店13時30分)、17時~22時(最終入店19時30分) 販売期間/2024年10月下旬ごろまで ※注文はオンラインショップ美濃吉本店 竹茂楼まで
2.祇園丸山「松茸ご飯」
京都・南座からほど近く、昔ながらの町家が並ぶ祇園の一角にある「祇園丸山」。京都の有名店「菊乃井」や「和久傳」で料理長を務め、映画『利休にたずねよ』の料理監修をしたことでも知られる丸山嘉桜(まるやま・よしお)さんが、1988年に開いた料亭です。 締めのごはんには並々ならぬこだわりがあるという丸山さん。だからこその細やかな心遣いが光るのが「松茸ご飯」(2人前/13,400円)です。艶やかなごはんを炊きあげる秘訣のひとつが米のとぎ加減であることから、選び抜いた京都産無洗米をセット。誰でも簡単に、プロの味を再現することができます。