富山市、防災の手引き全戸配布へ
富山市は、災害時の行動や避難所の場所などを記した「防災の手引き」を作成し、全戸配布する。突然起きる災害に備え、地域防災力の向上につなげる。 防災の手引きは、日頃からの備えを確認してもらおうと初めて作った。在宅時や外出時に地震が発生した際の行動や、揺れが収まった後の行動、家族で話し合っておくべきことなどをまとめた。 市内を8ブロックに分け、各ブロックの避難場所・避難所の位置が分かる地図も掲載。A1サイズで折りたたむことでA4サイズになる。2025年1月までに全戸に届く。 藤井裕久市長は2日の定例会見で「家庭や職場での話し合いに使っていただき、分かりやすい所に置くなどして備えを確認してほしい」と話した。