もう見たくない…。バルセロナで嫌われすぎた選手6人。まさか…。サポーターを激怒させた男たち
FW:アントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリード/スペイン) 生年月日:1991年3月21日 バルセロナ通算成績:102試合35得点17アシスト 現在アントワーヌ・グリーズマンは再びアトレティコ・マドリードで大活躍している。この輝きをバルセロナで披露することはできなかった。 当時のバルセロナは長らくグリーズマンを補強ターゲットに据えており、2019年夏の移籍市場でクラブ史上3位の1億2000万ユーロ(約168億円)の移籍金で獲得することに成功。2017年夏に退団したネイマールの穴がなかなか埋まらない中での大型補強だったため、サポーターからの期待値は高まっていた。 しかし、アトレティコ・マドリードやフランス代表をワールドカップ優勝に導いた時のような活躍を披露することはできなかった。いずれもグリーズマンを攻撃の中心に据えていたからこその高いレベルでのパフォーマンスだったが、当時のバルセロナにはリオネル・メッシという絶対的な存在がいたこともあって本領を発揮できなかったのだ。 慣れない左WGでの出場が増えたことで数字に残る活躍ができず、サポーターからの非難はシーズンを重ねるごとに増した。そして2021年夏に古巣アトレティコ・マドリードへのローン移籍が決まると、そのまま完全移籍で退団。グリーズマンがバルセロナに在籍していた期間で獲得したタイトルはコパ・デル・レイの1つのみであり、この貢献度の低さでは嫌われても致し方ない。
MF:アルダ・トゥラン(現役引退) 生年月日:1987年1月30日 バルセロナ通算成績:55試合15得点11アシスト アトレティコ・マドリードで背番号10を背負っていたアルダ・トゥランは本領を発揮できないままバルセロナを去っている。 2015年夏にバルセロナの一員となったトルコ代表MFは、クラブの補強禁止処分の影響もあって半年後の2016年1月にようやくデビューを飾った。随所に輝いた試合もあったが、アトレティコ・マドリード時代の輝きは鳴りを潜め、2018年1月にローン移籍という形でイスタンブール・バシャクシェヒルへと移籍した。 わずか2年で見切られたパフォーマンス面でサポーターの不満を集めただけでなく、彼は素行面でも大きな問題を抱えていた。それが露呈したのがトルコ移籍後である。試合では副審へ暴言と暴行を加えたことで16試合の出場停止処分を受け、ピッチ外ではナイトクラブでトルコ人歌手と揉めた末に傷害事件を起こし、病院で持ち込んだ銃を発砲するという暴挙に出たとされている。 このような素行不良を繰り返してサポーターから好かれるはずもない。契約満了となる2020年夏までバルセロナが保有権を持っていたが、当然ながらその間にチームへ復帰することなく退団となった。
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