クリスマスパレード単走11秒6 加藤士師納得の表情「すごく順調に来ている」/中山金杯
<日刊スポーツ賞中山金杯:追い切り> 日刊スポーツ賞中山金杯(G3、芝2000メートル、1月5日)の追い切りが12月31日に東西トレセンで行われた。 明け4歳のクリスマスパレード(牝、加藤士)は美浦ウッドで単走で追われ、5ハロン67秒2-11秒6をマーク。外ラチ沿いを強めに追われるとスムーズに加速し、しまいの伸びにつなげた。加藤士師は「当該週のつもりでやりました。乗り手は遅く感じていたらしいですけど、時計を言ったら、そんなに出ていたのですかという感触だった。すごく順調に来ています」と納得の表情だった。 中山コースは2走前の紫苑SレコードVなど3戦3勝で、舞台適性は証明済み。G1秋華賞5着の実績もあり、年長馬、牡馬相手でも引けは取らない。師も「ここに来て雰囲気というか、貫禄が出てきました。体もごつくなっていて。ハンデ55キロも予想の範囲内だし、スムーズに運べればチャンスはあると思う」と重賞2勝目に期待した。【舟元祐二】