「まるで海外にいるよう」「女性ウケも抜群!」…。東京・日本橋「カミサリー日本橋」は“超絶おしゃれ”なフードコートだった
ライター・編集者の鬼頭勇大さんが、様々な街のフードコートを訪れる本連載。 今回は東京都中央区にある「COMMISSARY NIHONBASHI(カミサリー日本橋)」を訪問します。 フードコートといえば、イオンなどのショッピングモールにあるイメージも強い。 【画像23枚】「まるで海外にいるよう」「女性ウケも抜群!」…。土日のランチにも、デートにも使えそうな東京・日本橋「カミサリー日本橋」 しかし、このカミサリー日本橋は日本橋中心部から少し歩いた路地にある、オフィスビルの1階で営業している。そこまで人通りの多くない立地であり、かつショッピングモールのように買い物の「ついで」に訪れるような施設でもない。いうならば「スタンドアロン型」であり、フードコートそのものに相当な魅力が求められる。
そんなハードルの高さをはねのけ、2020年のオープン以来「おしゃれすぎるフードコート」「海外気分が味わえる」など人気を博しているようだ。果たして、どんなフードコートなのか。いざ、行ってみよう。 ■重要道路の始点とともに物流の要所 築地以前の魚河岸もここにあった カミサリー日本橋があるのは、その名のとおり日本橋エリア。同エリアといえば、三井不動産などが主体となって再開発を進めている地域である。 【画像23枚】「まるで海外にいるよう」「女性ウケも抜群!」…。土日のランチにも、デートにも使えそうな東京・日本橋「カミサリー日本橋」
「日本橋再生計画」として、2004年の「コレド日本橋」開業を皮切りに、商業やオフィス、住宅といったさまざまな機能を併せ持つ「ミクストユース」な街として変化を見せてきた。 カミサリー日本橋の最寄り駅は、東京メトロ日比谷線「小伝馬町」駅であるが、日本橋エリアの中心地であり、再開発の先駆けとなったコレド日本橋がある、東京メトロ東西線・銀座線、そして都営地下鉄浅草線「日本橋」駅などからもアクセス可能。せっかくなので、ここからスタートしよう。
地上に上がり、中央通りを北に歩いていくと、すぐに地名の由来である「日本橋」が見えてくる。 最初に架けられたのは1603年で、翌年には東海道・甲州街道・奥州街道・日光街道・中山道の起点として定められた。 ■国の重要文化財な日本橋 ちなみに、日本橋は何度も架け替えが続き、現在の橋は20代目とされる。1911年に架けられたもので、国の重要文化財になっている。 日本橋川を見下ろしていると、クルーズ船が目に入った。橋のたもとにはクルーズ船の発着場があり、日本橋川や神田川、隅田川を一周するコースがあるようだ。