アルテタはスターリングを信頼していない? 思ったより増えない出番を英メディアは懸念「今後数週間が、彼のアーセナルでのキャリアを決定づけることになるだろう」
ニューカッスル戦では負けているのに起用されず
まだプレミアリーグも10試合を終えたばかりで判断するには時期尚早だが、現段階ではラヒーム・スターリングはアーセナルでうまくいっているとは言えないだろう。 [動画]アーセナルはニューカッスルとの一戦で痛い敗北 エンツォ・マレスカ新監督が就任した新生チェルシーで構想外となったスターリングは今夏、マンチェスター・シティ時代にアシスタントコーチを務めていたミケル・アルテタが監督を務めるアーセナルへレンタル移籍を果たした。 同選手には攻撃のオプションとなり、またブカヨ・サカのバックアッパーとしての役割が期待されたが、ここまでは公式戦8試合で1ゴール1アシストのみ。プレイ時間は333分と少なく、シティやリヴァプール、ニューカッスル、そしてCLのPSG戦など強豪との試合では途中出場でも使われていない。 加入当初予想されていたより出番が少ないスターリングに英『Daily Mail』は注目しており、アルテタ監督はスターリングを信用していないのではないかと主張している。特に今節のニューカッスル戦で起用されなかったことに触れ、1点ビハインドの中で投入されなかったスターリングの先行きを不安視している。 ここまで両ウイング、そしてCFとして起用されているスターリングのアーセナルでの適正ポジションを見つけることにアルテタは苦労している可能性があることも言及しているが、レンタル移籍ということを考えても早急に解決策を見つける必要がある。 まだシーズンは長く怪我人などによってスターリングの力が必要になるかもしれないが、マルティン・ウーデゴーが復帰すれば、さらに出番が減る可能性もある。同メディアは「今後数週間が、彼のアーセナルでのキャリアを決定づけることになるだろう」と綴っているが、スターリングはここから出場機会を増やしていくことはできるのか。
構成/ザ・ワールド編集部
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