セスクが現役時代に師事したコンテ監督へ感謝…次戦コモvsナポリで指揮官として初対戦「見たことのない景色を見せてくれたボス」
コモのセスク・ファブレガス監督が、ナポリを率いるアントニオ・コンテ監督への感謝を語った。『フットボール・イタリア』が伝える。 セリエA昇格組のコモを率いる青年指揮官、セスク・ファブレガス。チームは開幕4試合未勝利とスタートダッシュに失敗も、第5節のアタランタ撃破から現在は2連勝中である。 次なる相手は、首位ナポリ。 セスク監督からすれば、敵将はチェルシー時代に師事したコンテ監督。前日会見では「勝つためにはこの上なく素晴らしいパフォーマンスが必要」としつつ、敵将への感謝を語る。 「彼は『いつも自分自身に疑問を抱く監督』といったところかな。悪い意味ではないよ。ナポリでは、それまでのシステムを変え、見違えるようなチームに変貌させている」 「近年最高の指揮官の1人だよ。私はチェルシーで2シーズン、彼から色々学んだ。最初はほぼプレーさせてくれなかったし、トレーニングでも苦しめられたけどね(笑)」 「先発で使ってもらえない最初の時期も、敬意をもって接してくれた記憶が今も残る。だから私も、黙々と練習に励み、4カ月でポジションを取り戻したんだ。彼から学ぶことは本当に多かったし、とても尊敬している。詰まるところ、それまでのサッカー人生で見たことのない景色を見せてくれたボスだ」 コンテ監督はチェルシー就任当初の2016-17シーズン序盤戦、当時29歳のセスクを準主力とみなしたが、最終的には「私の考えを変えた」と語ったほど信頼。このシーズンのチェルシーは、現在に至るまで最後のプレミアリーグ優勝を成し遂げた1年となっている。 堅い信頼関係で結ばれた両名は4日、第7節のナポリvsコモで、共に指揮官として相見える。
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