タックル問題で日大学長が会見(全文3)文書でのやりとり対応遅れの原因
理事会や理事長が出て会見をする予定はあるのか
日本テレビ:日本テレビ、【****00:48:38】と申します。先ほど、今日は運動部の責任者としてこの会見に臨まれているというふうにおっしゃっていましたけども、どこまで大きな問題となって、学生の将来の不安など【****ケドモ00:48:37】学校全体としての問題としても、世間としては見られているところですね。そんな中で理事会とかで理事長が出て会見をしていくというような考えは【一切****00:49:04】 大塚:そこまで考えておりませんでした。この運動部としての、あるいは教育者としてのわれわれがもうちょっとはっきりした態度を示せば、これからの対策になっていくんではないかなというふうに考えている次第であります。 日本テレビ:今回、初めてメディアの前で【****00:49:29】日本大学が答えるのは初めてだと思うんですけど、それが理事長ではなくて、【管理部門の 00:49:33】運動部の責任者の学長でいいというふうな判断なんですか。 大塚:いいというか、責任者として私から答えるべきだろうというのが私の考え方です。 日本テレビ:田中理事自体は、田中理事ご自身は何も言っていない? 大塚:今、こういう会見を開きたいという形で私は申し込んで、やりますよという、法人として許可はいただいているという。 日本テレビ:じゃああくまで田中理事ご自身から、これは【***00:50:04】するべきだというような声は出ていないということですね。 大塚:やるべきだというか、そうだねというところでございますので、そういう形で私が出るということでお認めをいただいていると、感じているということでございます。 司会:はい、それでは次の方、お願いいたします。
報告を受けてあと、具体的な指示は出されたのか
NHK:NHKの【タカイ 00:50:27】と申します。よろしくお願いします。先ほど、今回の問題について、発生当初から日大と関学の部と部のやり取りが行われていると。なので、こちらの対応としては少し遅くなったというふうにおっしゃったんですが、先日の選手の会見で、代理人の方は大学側から聞き取りがあったけれども、大学と部は違う団体である、組織であるということを言われたと。さらに大学よりも部の聞き取りのほうがかなり時間がたってから行われたというふうに話をされていました。今、この2つの話がちょっと矛盾するように感じるんですが、この点いかがでしょう。 大塚:大変申し訳ないですけども、その時間差とか、そういうのには私はちょっと報告を受けていないというのもまたちょっと問題かなと思いますけれども、その別の方法で、聴取があったという形は報告は受けておりません。 NHK:その上で大学と部が別の組織であるというふうに説明されたことについて、何が問題でどのように対応していこうと思いますか。 大塚:ですから、別な形にならないように、教員が、教員と事務の方が部長、副部長という形で、付いています、各部に。ところが実働はほとんど監督、コーチに任せる、任せざるを得ない。大部分の部が、運動部は量を持っておりますので、そちらの管轄をお任せするということで。今度のような競技中のことに対してはわれわれも今まで経験のないことでありまして、学生がなんか外部でほかの他人、大学の中ではない方々と事件を起こしてしまったとか、そういうとこの危機管理のほうが頭にありまして、競技中のということは対象としてあまり考えられてこなかったのは事実でございます。 NHK:試合の数日後に監督と会われたという話をされていましたが、そのときにきちんとした内容を求めたということはあるんでしょうか。 大塚:対応してますということで、あったのは、問い合わせが向こうから来てますっていう話だったから、ちょっと前後ちょっとはっきりしないんですけれども、それで部のほうに来てますという形でありました。それから、聞かれたのも数日後っていう話だったですかね、内田監督が指摘を受けたのは試合の数日後だというようなことは、そのとき聞いたかなと思っています。 NHK:報告を受けて大塚学長が具体的にこういうふうにせよという指示は出されたんでしょうか。 大塚:部と部で対応しますという形で進められたということでございます。 NHK:そうした対応の遅れが今回、選手個人が【****00:53:48】。 大塚:そうですね、こちらで文書を作って送る、それから関西学院さんではアナウンスという形でそれに応じるというようなスタイルが定着してしまったような形になっちゃっていたということですね。それを本学は文書で来てるから、文書で送り返すというのにこだわっちゃったというか、そういう手順で従ったという形で遅れを取ったという感じてます。 NHK:最後に1つだけ。そうすると今後の対応としてはこの先どういうふうにされていこうと思いますか。この一連の問題において。 大塚:こういうことですか。 NHK:文書で出していくのか、会見を行っていくのか。 大塚:いや、僕はあんまりこういうスポーツ競技の会場で起きたことに対して、想像していなかったんで、普通は競技団体なりなんなりの判定を仰ぐという形で、片付いてきているのは実際でありますので、ちょっとそういうことも含めて今度は考えていかなきゃいけないなと思っております。 司会:ありがとうございました。次の方お願いいたします。