カブス鈴木誠也、2年連続20号達成 三回に待望の13戦ぶり豪快弾 自己最多記録に並ぶ 大谷翔平と本塁打競演
「ドジャース―カブス」(11日、ロサンゼルス) カブスの鈴木誠也外野手が「3番・指名打者」で出場し、三回の打席で先制ソロを放ち、2年連続20本塁打を達成した。8月27日のパイレーツ戦以来、13試合ぶりとなる待望の一発だった。ドジャースの大谷翔平選手が初回に47号先頭打者弾を放っており、同級生による本塁打競演が実現した。 鈴木は前日の試合で3安打の固め打ち。先発の山本には2打席連続三振を喫したが、六回に中継ぎトライネンから中越え二塁打。2点ビハインドの八回にはフィリップスから中前適時打を放って5点を奪う猛攻に加わり、九回にはこの日3安打目となる中前打を記録した。 鈴木は9日の同カードの三回に4戦14打席ぶりのヒットとなる左前打。九回に失策で出塁した際には二塁走者とダブルスチールに成功。3日のパイレーツ戦以来、5戦ぶり、自己記録を更新する14盗塁目をマークしていた。